恋愛

【読み方:れんあい、分類:恋愛】

恋愛は、国語辞書では、男女が恋い慕うことやその感情のことをいいます。これは、特定の異性に対して、特別の愛情を感じて恋い慕うことや、男女が互いにそのような感情を持つことなどとされていますが、実際の世の中においては、普遍的かつ明確な定義がある訳ではありません(同性間の恋愛もあり)。

恋愛(恋)

一般に恋愛は、英語では「love(ラブ)」といい、また「(こい)」と「(あい)」も「love(ラブ)」といいます。

◎恋は、国語辞書では、特定の異性に強く惹かれることや、切ないまでに深く思いを寄せることをいう。

◎愛は、国語辞書では、人がその対象をかけがえのないものと認め、それに引き(惹き)付けられる心の動き(気持ちの表れ)のことをいう。

恋愛の種類

恋愛には、様々な種類があり、社会人になると、職場恋愛や遠距離恋愛、中距離恋愛などを経験することもあります。

社内恋愛(職場恋愛)
同じ会社(職場)に勤める男女同士の恋愛のこと。

遠距離恋愛(遠恋)
二人の住んでいる互いの場所が物理的(距離的)に離れている(遠い)状態にある恋愛のこと。

中距離恋愛
二人の住んでいる互いの場所が長距離ではないが、近くもない、中距離の恋愛のこと。

恋愛(愛)

恋愛の名言

恋愛に関しては、古今東西において、様々な名言が残されています。

・尊敬ということがなければ、真の恋愛は成立しない(フィヒテ)。
・恋愛は戦争のようなものである。始めるのは簡単だが止めるのは困難である(メンケン)。
・恋愛は人情の永久的な音楽であり、青年には希望を、老年には後光を与える(スマイルズ)。
・恋愛が与えうる最大の幸福は、愛する人の手をはじめて握ることである(スタンダール)。
・恋愛には四つの種類がある。情熱の恋、趣味の恋、肉体の恋、虚栄の恋(スタンダール)。
・恋愛の誕生はあらゆる誕生と同じく「自然」の作品である。愛の技術が介入するのはその後のことである(モーロア)。
・恋愛はポタージュのようなものだ。初めの数口は熱すぎ、最後の数口は冷めすぎている(ジャンヌ・モロー)。
・二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る(ゲーテ)。
・少しのきまじめさは恋愛においては結構だ。しかし、あまり真面目すぎては困る。それは重荷であり、快楽でなくなる(ロマン・ロラン)。