遠距離恋愛(遠恋)
【読み方:えんきょりれんあい、分類:恋愛】
遠距離恋愛は、「遠恋(えんれん/えんこい)」とも呼ばれ、二人の住んでいる互いの場所が物理的(距離的)に離れている(遠い)状態にある恋愛のことをいいます。これは、明確な定義は特になく、またどれくらい離れていれば遠距離になるかは当人の感じ方次第ですが、基本的には「なかなか会えない距離」が遠距離になるのではないでしょうか。
<本用語の使用例>
・フランスと日本の遠距離恋愛を乗り越えてゴールインを果たした
・遠距離恋愛の楽しみや悲しみは、実際に体験した人にしか分からない
・結婚を考えていた彼氏がいたが、東京-大阪と遠距離恋愛になったことで別れてしまった
一般に遠恋では、電話(音声通話、テレビ電話)やメール、LINEなどを通じて、日常的なコンタクトを取ることになります。また、昨今では、IT(情報通信)技術の進歩によって、一昔前と比べて、多様な通信手段により相手と気軽にいつでも繋がれるようになっており、互いの絆(愛情、思いやり)を深めることができます。
その一方で、通信手段のコンタクトだけでは、同じ空間にいて、互いのパーソナル空間が重なることにより生じる「一体感」や「心(意思)の疎通」まではできません。それゆえ、遠恋を成功させるためには、金銭面や時間面で可能な場合は、できる限り実際に会うようにすることが大切だと言われています。
<アメリカの心理学者ボッサードが発見した法則>
「男女間の物理的な距離が近いほど心理的な距離は狭まる」