バツイチ
【読み方:ばついち、分類:男女】
バツイチは、「バツ1」とも表記され、一度離婚していることや一回離婚歴がある人を指す俗語をいいます。
籍を抜いた際に戸籍原本に記入される「大きなバツ(×)印」が語源とされており、1990年代前半頃からよく使われるようになり、特に1992年に離婚した明石家さんまさんが離婚会見で用いたことで広く浸透したそうです。(電算化された戸籍簿では、在籍者が死亡または離婚をしても(×)印はつかなくなり、代わりに「除籍」と記載されるようになった)
<本用語の使用例>
・離婚率の上昇に伴い、増加しているのがバツイチ男性の存在だ
・3組に1組の夫婦が離婚する昨今、バツイチの男女は珍しいものではない
・バツイチ女性の中には「もう結婚はだめかも!」と諦めてしまっている人も多い
一般にバツイチは、男性・女性の区別無く、また二回以上の離婚経験者にも使われ、さらに他の用語と組み合わせて、バツイチ男性やバツイチ女性、バツイチ30代、バツイチ40代、バツイチ彼氏、バツイチ同士、バツイチ再婚といった使われ方もします。
現在、婚活市場においては、離婚の増加と共に、バツイチの婚活者が大きく増えています。
<離婚経験者の主な種類>
・バツイチ:離婚を一回経験している人
・バツイチ子持ち:離婚を一回経験し、子ありの人
・バツニ:離婚を二回経験している人
・バツ二子持ち:離婚を二回経験し、子ありの人
・バツサン:離婚を三回経験している人
・バツサン子持ち:離婚を三回経験し、子ありの人