教会式/キリスト教式
【読み方:きょうかいしき、分類:結婚】
教会式は、「キリスト教式」とも呼ばれ、キリスト教の仕来りにのっとって、チャペルで行われる挙式スタイルをいいます。これは、親族だけでなく、友人や知人など多くの人に列席してもらうことが可能で、クリスチャン(信者)でなくても、ホテルや式場のチャペルで行うプロテスタント教派であれば誰でも挙式が行えます。
一方で、キリスト教会での挙式は、教会が公的な祈りの場で、本来は信者が礼拝を行う場所のため、教会で挙式できるのは信者だけであったり、信者でない場合は前もって結婚講座を受ける必要があるのが通例です。なお、カトリック教派では、両名、あるいはどちらかが信者でなければ挙式することはできません。
一般に教会式は、荘厳な雰囲気の中、ウエディングドレスでバージンロードを歩くことから、花嫁の憧れの一つとなっており、人気が非常に高いです。通常、ホテルや式場のチャペルで行うプロテスタントスタイルの挙式は約20~30分で、司式者でもある牧師がセレモニーをスムーズに行えるよう指示を出してくれるので特に心配はありません。
<本用語の使用例>
・厳格なキリスト教式では、肌の露出を抑えるのがマナー
・信者でなくても、キリスト教式の結婚式を挙げるのが日本では定番スタイルの一つとなっている
・生まれたら神社で祝い、結婚したらキリスト教式で挙式して、葬儀は仏式で僧侶にお経をあげてもらう