三低
【読み方:さんてい、分類:婚活】
三低は、安定した穏やかな幸せを求める独身女性が結婚相手(将来の夫)に望む三つの条件のことをいいます。これは、高学歴(大卒または大学院卒)、高収入、高身長の男性のことを指す「三高」の後に出た用語で、2000年代前半くらいから使われるようになりました。
バブル経済に舞った1980年代後半から1990年代までは、収入が高いことや社会的なステイタスが高いことなど、より豊かな生活を望む女性が多かったですが、バブル崩壊後の長い景気低迷を経て、今日(21世紀)では、大きな不安がなく、安定した穏やかな幸せを望む女性が増えました。このような時代の変化により、今日では、結婚活動(婚活)において、低姿勢・低リスク・低依存の「三低」の男性が注目されています。
●低姿勢
妻や子どもなどに対して、優しく親切な言葉や態度を見せ、また相手を尊重し、威圧的(高圧的)な姿勢を取らない。
●低リスク
リストラや解雇の心配のない公務員や専門職など、リスクの低い安定した職業に就き、また周り(親族・友人・知人)と穏やかにコミュニケーションを取ることができる。
●低依存
家事や子育ての一切を女性に押し付けたり、頼るのではなく、自らも率先して参加し、また女性を対等に扱い、束縛しない。
<本用語の使用例>
・人生を共有するなら、やはり三低男子が安心と言えそう
・4低とは、3低(低姿勢、低依存、低リスク)+低燃費(節約志向)
・時代は変わって、低姿勢・低依存・低リスクの「三低男」がもてはやされている