結婚適齢期

【読み方:けっこんてきれいき、分類:婚活】

結婚適齢期は、結婚するのにふさわしいとされる年頃のことをいいます。これは、独身(シングル)の男女が結婚するのにふさわしい、または適しているとされる年齢範囲のことを指し、男女によって、その年頃は異なると共に、国や社会、時代によっても異なります。

現在、日本の民法では、男性は18歳以上、女性は16歳以上が「婚姻適齢」と定められていますが、その上限については特になく、誰でも死ぬまで結婚することができます。ただし、そうは言っても、現実的には、個人(当事者)や家族(親)などが意識する適齢期というものはあります。

一般に結婚年齢を考える場合、例えば、男性については、仕事の状況、収入の状況、子どもの成人時の自分の年齢(将来の養育問題)、親の年齢(将来の介護問題)などがポイントになり、一方で女性については、出産時の年齢(子どもを希望する場合)、仕事の状況、親の年齢(将来の介護問題)などがポイントになります。

なお、今日では、多様なライフスタイルや結婚生活が存在する中で、「結婚適齢期」という言葉自体が不適切であるともされており、少なくとも他人に対しては使わない方がよいでしょう。