絆婚
【読み方:きずなこん、分類:結婚】
絆婚は、絆(きずな)を大切にした結婚や、絆を求めてする結婚のことをいいます。これは、2011年3月の東日本大震災をキッカケに出来た用語で、相手(異性)との絆の大切さをより実感し、絆を求めて結婚や婚活をするといった意味合いで使われることが多いです。
日本において、あの悲惨な大震災は、多くの日本人に対して、人との繋がりや関わり方などを改めて考えさせる契機となり、結婚や婚活に対する考え方にも大きな影響を与えました。
実際に震災後に、それまで付き合いのあったカップルや友人関係にあった人の中には関係(絆)を再認識し、籍を入れる男女も多かったようです。また、震災の影響から家族という絆を求める人の婚活が積極的となったり、収入面等の条件に捉われず、本当に一緒にいたい人との結婚を望む人が増えたようです。
元来、結婚は、人と人との断つことのできないつながりや離れがたい結びつきを意味する「絆」が根本にあり、「絆婚」は本来の結婚のイメージと言えるのではないでしょうか?