平面図
【読み方:へいめんず、分類:図面】
平面図は、設計図書の一つで、建物を水平方向に切断して真上から見た図面のことをいいます。これは、間取り図の詳細版であり、建物の各階の間取りや出入り口などの配置を示すために、各階毎に作られます(二階建ての一戸建では、1階平面図と2階平面図を作成)。また、本図面には、床高、壁の構造、開口部の開き勝手、主要な設備などを表示し、主要部の寸法なども記載されます。なお、切断面上にはない、吹き抜けや床下収納、つり戸棚などは破線で示すこともあります。
一般に平面図は、設計図書の中で最も基本となる図面であり、これを決めるのに何度も打合せをすることになります。また、一戸建の住宅の場合、縮尺については、基本設計時に100分の1、実施設計時に50分の1で作成されることが多いです。