断面図
【読み方:だんめんず、分類:図面】
断面図は、設計図書の一つで、建物全体を垂直に切った断面を表した図面のことをいいます。これは、建物の高さ関係の寸法が示され、通常、縮尺は100分の1や50分の1、30分の1などが使われます。例えば、戸建ての場合では、軒の出と高さ、庇の出と高さ、階高、天井高、地盤面と床高などの寸法、屋根勾配、斜線制限との関係などが記載されています。
なお、断面図に対して、主要な外壁部分の断面詳細図のことを「矩計図」と言い、これは建物の一部を垂直に切った時の断面の構造図で、下地の寸法や細部の納まりなどが細かく記載されています。