配筋検査
【読み方:はいきんけんさ、分類:工程】
配筋検査は、コンクリートを打ち込む前に、配筋図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかを設計監理者等がチェックする検査をいいます。これは、建物の強度や耐久性に直接影響するため、建築面で重要な検査の一つとなっています。
一般に配筋検査は、戸建て(住宅)にもあり、布基礎やベタ基礎などの基礎配筋が完了した段階でチェック(検査)が行われ、その後にコンクリートが打ち込まれます。
なお、鉄筋コンクリート造の設計では、鉄筋の配置を決定することを「配筋」と言い、また柱・梁・壁・スラブ・基礎それぞれの鉄筋の配置と寸法・数量・種別などを示した図面を「配筋図」と言います。