木工事
【読み方:もくこうじ、分類:工程】
木工事は、木造住宅において、大工さんが担当する、木材の加工を含め、木造の骨組みを作る、軸組・床組・小屋組の工事および造作工事などのことをいいます。これは、木造軸組工法(在来工法)では、建築過程で最も重要な工事であり、その出来具合で住宅の品質が大きく左右されることもあります。(木工事が悪ければ、欠陥住宅になることもあり)
一般に木工事の過程(工程)は、下記の四段階に分けられ、施工会社において、工程管理が行われています。
(1)土台から柱を立ち上げ、梁・桁など横木を渡し、主要な骨組みを作る。
(2)筋違いや間柱、小屋組や床組などを施す。
(3)壁や屋根の下地を施し、サッシやドアを設置する(ガス・水道・電気などの配管配線工事も同時に実施)。
(4)外部では屋根材や外壁材を施し、内部では断熱材の充填をし、内装の下地を施す。