ピタゴラス数秘術
【読み方:ぴたごらすすうひじゅつ、分類:数秘術】
ピタゴラス数秘術は、古代ギリシャの数学者・哲学者のピタゴラスの概念に由来する数秘術をいいます。これは、ピタゴラスが「万物の根源は数である」と考え、数を用いて森羅万象を解き明かそうとしたことが発端で、現代の数秘術の中の「ナンバー(数)」に対する根本的な概念のいくつかは、古い時代のピタゴラス主義者らにも見られるものだそうです。例えば、文字と数価の対応という概念は、古代ギリシャの頃に「アイソプセフィー (isopsephy)」と呼ばれ、既に知られていたものだそうです。
なお、現在、主流となっている数秘術(Modern Numerology)の理論やテクニックについては、20世紀初頭の米国で活躍したミセス・L・ダウ・バリエッタ(Mrs. L Dow Balliett)という女性の一連の著作に端をなし、彼女とその協力者らが体系化したものだそうです。