吉凶
【読み方:きっきょう、分類:おみくじ】
吉凶は、良いこと(幸い)を意味する「吉」と、悪いこと(災い)を意味する「凶」のことをいいます。これは、単に占いだけでなく、日常生活全般に対しても使われる概念(判断基準)で、あくまでも象徴的な考え方であり、対象や個人によって認識が異なる(変わる)ものとなっています。
昨今では、日々の吉凶は、ネットの占いサイト(コーナー)などで気軽に知ることができるので、毎日チェックする人も結構多いです。
一般に神社や寺院などで吉凶(縁起や運勢の良し悪し)を占うために引く「御神籤(おみくじ)」には、大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶、小凶、半凶、末凶、大凶などがあり、おみくじをする場所によって、吉凶の区分(細分)が異なります(大大吉や大大凶がある所もあり)。
現在、その種類や順序については、大吉・中吉・小吉・吉・半吉・末吉・末小吉・凶・小凶・半凶・末凶・大凶の順で良いとされる所や、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶・大凶の順で良いとされる所などがあり、全国的に統一されている訳ではありません。
なお、御神籤を見る際には、吉凶よりも運勢の説明で何が語られているかが大切であるとされています。