占い

【読み方:うらない、分類:概念】

占いは、「卜占(ぼくせん)」や「占卜(せんぼく)」とも呼ばれ、人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きなどを判断・予言すること、またそれを職業とする人をいいます。これは、何らかの徴(しるし)を手がかりにして、神意を問うたり、未来の出来事や物事の吉凶などを判断することであり、今日では、インターネット上のポータルサイトなどの「無料占い」を利用する人も結構多いです。

一般に占いは、大別すると、「命(めい)」、「卜(ぼく)」、「相(そう)」の三種類に分かれ、占う者は目的に応じて、占いを使い分け、組み合わせます。また、「命」、「卜」、「相」に、「医」と「山」(肉体的および精神的な鍛錬)を加えて、「五術」とも呼ばれます。通常、占いで注意しなければならないのは、その結果を気にし過ぎることで、特に良くない結果の時は極力気にしないようにしましょう。

なお、占いを鑑定する人については、占い師、占い鑑定師、卜者(ぼくしゃ)、易者(えきしゃ)などと呼ばれることが多いです。

●命(めい)

「推命」とも呼ばれ、誕生した生年月日・時間、生まれた場所の要素などを加えることによって、その人の生来の性質・傾向・人生の流れなどの運命や宿命を占うものです。

四柱推命
・紫微斗数(しびとすう)
・星座占い
・占星術
・西洋占星術(ホロスコープ)
数秘術
・九星気学
・算命学
・六星占術
・0学占い
・誕生日占い 他

●卜(ぼく)

何かを決断する時などに使うことが多く、時間・事象・方位などを基本に、人が関わりあう事柄を占うものです。

・周易
・六壬神課(りくじんしんか)
・六爻占術(ろっこうせんじゅつ)
・奇門遁甲(きもんとんこう)
・タロット占い
・水晶占い(スクライング)
・ダウジング
御神籤(おみくじ)
・阿弥陀籤(あみだくじ)
・ジオマンシー 他

●相(そう)

目に見える対象の姿や形を観て、現在の人への影響や吉凶などを占うものです。

・姓名判断
・手相占い
・人相占い
・夢占い
・風水
・家相 他