前後不覚
【読み方:ぜんごふかく、分類:四字熟語】
前後不覚は、物事の後先も分からないほど正体(正気)を失うことをいいます。これは、物事の順序や相互の関連を意味する「前後(ぜんご)」と、心や意識がしっかり(はっきり)していないことを意味する「不覚(ふかく)」からなる用語です。また、似たようなものに、昏睡状態に陥って意識を失うことを意味する「人事不省(じんじふせい)」があります。
<本用語の使用例>
・彼は、酔っ払って前後不覚になり、階段から転げ落ちた
・昨日はビールと焼酎を10杯以上飲んで泥酔し、前後不覚だった
・突然有名になることで前後不覚になり、判断能力が鈍くなるというのはよく聞く話だ