大同団結
【読み方:だいどうだんけつ、分類:四字熟語】
大同団結は、いくつかの団体や政党などが共通の目的のために、小さな意見の違いを越えて(問題としないで)一つにまとまることをいいます。これは、目的を同じくする者が一つにまとまることを意味する「大同(だいどう)」と、心や考えを同じくする多数の者が目的を達成するために集団を結成することを意味する「団結(だんけつ)」からなる用語です。また、本用語と似たようなものとして、「共同戦線(きょうどうせんせん)」や「呉越同舟(ごえつどうしゅう)」などもあります。
<本用語の使用例>
・G7が声明で示した大同団結は、薄氷の上に成り立っている
・野党間で脱原発という一点のみを共通項として大同団結する動きもある
・過剰設備の様相が強まり、経済産業省が再編を促す事態となったが、メーカーが大同団結する動きはない