柏餅

【読み方:かしわもち、分類:和菓子】

柏餅は、平たく丸めた上新粉(うるち米を原料にした上質の粉)で作った楕円形の餅を二つに折り、間に餡(あん)を挟んでカシワまたはサルトリイバラの葉などで包んだ和菓子をいいます。その登場は、江戸時代の九代将軍・徳川家重~十代将軍・徳川家治の頃で、江戸への参勤交代を通して東日本から全国に広がったそうです。通常、餅の中に入れる餡については、つぶあん、こしあん、みそあんなどがあり、また餅を食べる時に包んだ葉の香りがします。

一般に柏餅は、日本の伝統行事である「端午の節句(5月5日)」の際に供えられます。これは、カシワの木が新芽の出るまで古い葉が落ちずに残っていることから、子孫繁栄の願いが込めたものとされています。