大雑把/大ざっぱ
【読み方:おおざっぱ、分類:概念】
大雑把は、「大ざっぱ」とも表記され、細部までこだわらずに大まかなさまをいいます。これは、雑にまとめられたものを表す語である「雑把」に、大きいを表す「大」が付いた言葉で、大きく分けて二つの意味があります。
一つは、「大雑把な仕事ぶり」や「大雑把な性格」と言うように、細部にまで注意が届かず、雑であるさまを意味するものです。また、もう一つは、「大雑把に話す」や「大雑把に見積もりを出す」と言うように、細部にわたらず、全体を大きくとらえるさま(全体を大づかみにするさま)を意味するものです。