アテレコ
【読み方:あてれこ、分類:概念】
アテレコは、外国映画やアニメーションなどで、登場人物(キャラクター)の口の動きに合わせて、日本語の台詞(セリフ)を当てて録音することをいいます。これは、映像を先に記録しておき、その映像を再生しながら画面に合わせて音を録音することを意味する「アフレコ」から派生した用語で、映像に台詞を割り当てる(アテる)ことから、「アテレコ(アテ+レコ)」と呼ばれるようになったそうです。
一般にアテレコは、声優や俳優などが担当し、海外作品の吹き替えやアニメーション作品の声割り当て、特撮作品やアクション作品等でスタントマンやスーツアクターが演じた部分の声割り当てなどが該当します。
<本用語の使用例>
・ステージ上では、4人の声優陣による生アテレコも行われた
・キャスト陣は慣れない機材をまといながらのアテレコに四苦八苦した
・邦画アニメ作品の場合、完成状態でアテレコに臨めるケースはほとんどない