お笑い芸人/お笑いタレント
【読み方:おわらいげいにん、分類:芸人】
お笑い芸人は、「お笑いタレント」とも呼ばれ、ネタやコント、トークなど何らかのスキルで、観客や視聴者などを笑わせる仕事をする芸能人(芸人)をいいます。
通常、落語家や漫才師、お笑いコンビ、コメディアン、コント俳優、モノマネ芸人、コミックバンドメンバーなどのいずれかの領域に属し、芸人養成学校への入学や芸能事務所のオーディション(面接)、師匠や先輩芸人への弟子入り(師事)などを経て、お笑い業界に入ることが多いです。
ちなみに、ギネスに認定されたバラエティー番組の「笑っていいとも(1982-2014)」の司会者を務めたタモリ(森田一義)さんは、師匠を持たず、独自の即興芸の才能を漫画家の赤塚不二夫さんなどに見いだされ、その伝手で芸能界入りを果たし、大きな成功を収めました。
一般にお笑い芸人は、競争が非常に激しく、生まれ持った才能(センス)やキャラ、下積む時代から磨き上げたトーク力や豊富なネタ、さらに限られたチャンスをものにした一握りの人しか成功できず、その大半は全く芽が出ないまま、芸能界から去っていくことになります。
現在、テレビで重要な位置を占めるバラエティー番組において、お笑い芸人は、司会者やアシスタント、ひな壇要員、レポーター、クイズ解答者などの立場で出演し、何らかの面白いことを言ったり、面白いリアクションをしたりすることで、笑いを誘発する役割を担っています。(お笑い番組では、本来の仕事のネタやコントなどを披露)