ホームヘルプサービス

【英語名:Home help service、分類:サービス】

ホームヘルプサービスは、「訪問介護」とも呼ばれ、高齢者や障害者、難病患者などを対象に、家庭等にホームヘルパーを派遣し、入浴・排泄・食事等の介護、および調理・洗濯・掃除等の家事や生活等に関する相談や助言など、日常生活上の様々な世話を行うサービスをいいます。これには、「巡回型」と「滞在型」とがあり、この2つを組み合わせて利用できるところもあります。

現在、介護保険法の第8条の2では、訪問介護について、「要介護者であって、居宅において介護を受けるもの(居宅要介護者)について、その者の居宅において介護福祉士その他政令で定める者により行われる入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話であって、厚生労働省令で定めるもの(定期巡回・随時対応型訪問介護看護又は夜間対応型訪問介護に該当するものを除く)」と記されています。また、介護保険での利用の場合、介護支援専門員が作成するケアプランに基づいて、食事介助や排泄介助、清拭・入浴、体位変換移動介助、移乗介助、外出介助などの「身体介護」と、掃除や洗濯、ベットメイク、一般的な調理、買い物などの「生活援助」に区分されます。

なお、本用語は、広義には、介護保険法以外の法令に基づくサービスや法令に基づかない私的なサービスも含まれた幅広い意味で使われることが多いです。