根太

【読み方：ねだ、分類：水平材】

根太は、木造住宅などにおいて、大引きや梁などと共に、床組を構成する床板を支えるために設置されるもので、床板を受ける横木のことをいいます。これは、床板を支えるため、床板に直角に配した（垂直方向に張られた）横材で、一階の場合は床板のすぐ下にあり、床の荷重を大引きに伝える役目をします。また、その材質や取り付け方に問題があると、床鳴りの原因となります。

なお、大引きや梁などを使わずに根太のみで床を支える手法（根太床）もあり、通常、廊下や押入れ、縁側などスパンの短い場所や、床組自体の厚さを薄くしたい時に使用されます。