メモリアル・デー/戦没将兵追悼記念日
【英語名:Memorial Day、分類:休日】
メモリアル・デー(Memorial Day)は、「戦没将兵追悼記念日」とも呼ばれ、毎年5月の最終月曜日にある、アメリカ合衆国(米国)の連邦祝日をいいます。これは、1866年にニューヨーク州ウォータールーで行われた南北戦争の北軍戦士への追悼に由来し、1966年にリンドン・ジョンソン大統領が同地をメモリアル・デー発祥の地と宣言し、また1971年にリチャード・ニクソン大統領が5月の最終月曜日を国民の休日としました。
現在、メモリアル・デーの日には、米国大統領または副大統領が演説を行い、アーリントン国立墓地の無名戦士の墓に花輪を捧げるほか、全米各地の都市がそれぞれ独自の式典を行い、祖国のために命を捧げた兵士たちに敬意を表します。また、今日では、国民の個人的な追悼の日でもあり、家族や個人で亡くなった身内や愛する人たちを偲び、教会の礼拝、お墓参り、献花などを行うことも多いです。
なお、この日は、学年度の最後の日と重なることが多いため、その週末の三連休は、米国で夏の始まりを表すものとされています。