ホイップクリーム

【読み方:ほいっぷくりーむ、分類:クリーム】

ホイップクリーム(Whipped cream)は、生クリームをそのまま、または砂糖を加えて泡立てたものをいいます。これは、作り方がとても簡単で、直前まで冷しておいた生クリームをボウルに入れ、泡立て器などで攪拌して泡立て、ホイップ状態になったら出来上がりです。

一般にホイップクリームは、まろやかな甘味があり、ケーキやワッフルなどの洋菓子に使ったり、パンにつけたり、コーヒーに入れたりします。また、米国やカナダなどでは、既製品として市販されている「クールウィップ(Cool Whip)」や「レディ・ウィップ(Reddi-wip)」などが家庭でよく使われています。

ホイップクリーム

ちなみに、ホイップクリームの概念の中に出てくる、「クリーム」と「生クリーム」と「ホイップ」のそれぞれの意味は、以下のようになっています。

●クリーム

原則的に牛乳の成分からできたもので、脂肪とタンパク質が濃縮した濃厚で白色や薄黄色の液体のことをいう。

●生クリーム

牛乳の中の脂肪分を分離した乳白色で濃度のある液体のことをいう。

●ホイップ

クリームの中の脂肪膜に空気(泡)が取り込まれた状態になることをいう。