ワッフル

【読み方:わっふる、分類:洋菓子】

ワッフル(Waffle)は、小麦粉や卵、バター、牛乳、砂糖などを混ぜて作った生地を、格子状などの焼き型に挟んで焼いた洋菓子をいいます。これは、焼き上がったものに格子模様が付くのが特徴で、大きく分けて、イーストを用いて生地を発酵させて作る「ベルギーワッフル」と、イーストを用いず、ベーキングパウダーで生地を膨らませて作る「アメリカンワッフル」の二つがあります。

日本へは「アメリカンワッフル」の方が先に伝わりましたが、現在では「ベルギーワッフル」の方が主流となっています。

ワッフル

一般にベルギーワッフルには、大きく分けて、「リエージュ風」と「ブリュッセル風」の二つがあります。

前者のリエージュ風は、もっちりとした弾力性のある小型の楕円形で、格子が大きくて深く、パールシュガーという粒の大きな砂糖が入っていて、そのまま食べることが多いです。一方で、後者のブリュッセル風は、比較的大きな長方形で、格子が細かくて浅く、さくさくしてふんわりと軽く、メープルシロップやチョコレートソースをかけたり、ホイップクリームやアイスクリーム、ジャム、果物などを添えたりして食べることが多いです。

なお、アメリカンワッフルについては、比較的大きな長方形または円形で、格子は細かくて浅く、また比較的ふわふわとした食感があり、食べ方はブリュッセル風に近いです。