花茶
【読み方:はなちゃ、分類:中国茶】
花茶は、中国茶の一種で、茶の製造に花を用いたものをいいます。これには、花弁の香りを茶葉に移したもの、乾燥させた花弁を茶葉に混ぜたもの、ハーブティのように花弁そのものを煎じて飲むものなどがあり、通常は、緑茶を用います(白茶、青茶、紅茶、黒茶を用いたものもあり)。
一般に花茶の代表的なものとして、「ジャスミン茶(茉莉花茶)」や「桂花茶」などがあります。また、中国茶において、従来は、六大茶(緑茶、青茶、白茶、紅茶、黒茶、黄茶)とは別に分類されていましたが、昨今では、六大茶に花茶を加える分類(七大茶)が主流となっています。