不撓不屈

【読み方:ふとうふくつ、分類:四字熟語】

不撓不屈は、「不屈不撓(ふくつふとう)」とも言い、どんな困難にあってもひるまず、決して心がくじけないこと(さま)をいいます。これは、中国の二十四史の一つで、前漢の歴史を紀伝体で記した書である「漢書(かんじょ)」の「叙伝」が出典で、どのような困難にあっても屈しないことを意味する「不撓」と、どんな困難にぶつかっても屈せず意志を貫くことを意味する「不屈」からなる用語です。

なお、本用語と似たようなものとして、「百折不撓(ひゃくせつふとう)」や「独立不撓(どくりつふとう)」、「堅忍不抜(けんにんふばつ)」などもあります。

<本用語の使用例>

・この学びと鍛錬の場で、不撓不屈の精神と実践力を養おう
・彼は、不撓不屈の精神を持って強く強く生きられた方だった