世界三大映画祭
【読み方:せかいさんだいえいがさい、分類:映画】
世界三大映画祭は、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭のうち、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭の三つをいいます。また、国際映画製作者連盟とは、1933年に設立され、映画・テレビ制作者団体の国際的な組織(本部:フランス・パリ)で、著作権の保護や技術の共有、国際映画祭の監査などを行うものをいい、また映画祭とは、特定の場所で期間限定で開催される映画関連のイベントをいいます。
一般に毎年開催される世界三大映画祭等の著名な映画祭においては、世界的な映画の振興と発展のため、同時代における優れた作品を顕彰し、広報することも一つの目的となっています。
●カンヌ国際映画祭
フランス南部のコート・ダジュール沿いの都市カンヌで、毎年5月に開催される国際映画祭で、最高賞は「パルムドール」。
●ベルリン国際映画祭
ドイツの首都・ベルリンで、毎年2月に開催される国際映画祭で、最高賞は「ゴールデンベアー賞(金熊賞)」。
●ヴェネツィア国際映画祭
イタリア北東部の都市・ヴェネツィア(リド島)で、毎年8月末から9月初旬に開催される国際映画祭で、最高賞は「金獅子賞」。