ゴールデンベアー賞/金熊賞
【読み方:ごーるでんべあーしょう、分類:賞】
ゴールデンベアー賞(Golden Bear)は、「金熊賞」とも呼ばれ、ベルリン国際映画祭で最優秀作品に与えられる賞をいいます。これは、コンペティション部門において、世界中から優れた映画作品が集められた中での最優秀賞であり、国際的な映画人と知識人からなる審査委員会が選出します。ちなみに、その名称は、熊(クマ)がベルリン市の象徴であることにちなんだもので、またトロフィーも後脚で立つクマの形をしています。
なお、ベルリン国際映画祭とは、ドイツの首都・ベルリンで毎年2月に開催される映画祭で、カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ、世界三大映画祭の一つとなっています。
<日本映画のゴールデンベアー賞>
・第13回(1963年):武士道残酷物語-今井正監督
・第52回(2002年):千と千尋の神隠し-宮崎駿監督
<世界の有名な国際映画祭の最優秀作品賞>
・パルムドール・・・カンヌ国際映画祭
・金熊賞(ゴールデンベアー賞)・・・ベルリン国際映画祭
・金獅子賞・・・ヴェネツィア国際映画祭
・金豹賞・・・ロカルノ国際映画祭
・東京サクラグランプリ・・・東京国際映画祭