安物買いの銭失い

【読み方:やすものかいのぜにうしない、分類:諺】

安物買いの銭失いは、「江戸いろはかるた」の一つで、値段を優先して安い物を買うことの非効率さを述べたものをいいます。これは、安価な物を買うと、品質が悪かったり、すぐに修理や買い替えなければならなかったりするので、結局は損になるという教訓から来ています。

一般に本用語は、日常生活の中での"買い物のポイント"を述べており、また似たようなものとして、「安かろう悪かろう」や「安い物は高い物」、「安物に化け物が出る」などもあります。

<本用語の使用例>

・コスト意識の高い人ほど、安物買いの銭失いになりがちなのだとか
・低価格の掃除機は吸引力が弱すぎて、安物買いの銭失いとなってしまうことがある
・この価格帯になると、極端な当たり外れも出てくるため、安物買いの銭失いにならないよう注意したい