ろくでなし

【読み方:ろくでなし、分類:人間】

ろくでなしは、漢字では「陸でなし」や「碌でなし」と表記され、なんの役にも立たない者(人)をいいます。これは、元々は呉音(古く日本に入った漢字音)で「陸」と書き、「碌」は当て字だそうです。また、その語源は、「陸」は土地が平らなことから物や性格がまっすぐな様を意味しており、その否定形が「陸でなし」となって性格が曲がった人を指し、それが転じて現在使われているような意味となったそうです。