格差婚
【読み方:かくさこん、分類:結婚】
格差婚は、収入や家柄、名声、地位などに格差のある二人が結婚(婚姻)することをいいます。これは、2007年にタレントの藤原紀香さんとお笑い芸人の陣内智則さんの結婚の際に使われて話題となり、その後、世間に広まりました(この二人は、2009年に離婚)。通常は、結婚の際に女性(妻)の方が男性(夫)より優位にある場合を指すことが多いですが、人によっては格差自体に注目して、格差婚と呼ぶこともあります。また、昔ながらの言い回しとして、女性が良家や金持ちの家に嫁ぐ「玉の輿」というものもあります。
なお、格差婚では、どちらかがコンプレックスや優越感などを持っている場合、将来的には、その格差が破局の原因となることがあります。また、結婚の際には、当人同士が全く気にしていなくても、親族等が問題視することもあり、時として一悶着あることも珍しくありません。
<本用語の使用例>
・僕は高卒で、カミさんは東大卒で、超格差婚なんですよ
・当時、格差婚として話題となったものの、わずか1年で離婚した
・知名度や収入、何を比べても雲泥の差だったことから格差婚と騒がれた