瓢箪から駒が出る
【読み方:ひょうたんからこまがでる、分類:諺】
瓢箪から駒が出る(瓢箪から駒)は、「上方いろはかるた」の一つで、意外な所から意外な物が出ることや、冗談で言ったことが思いがけず事実として実現してしまうことをいいます。これは、「瓢箪」のような小さい口から、小さな馬や若い元気な馬を指す「駒」が飛び出すという意から、道理上、あるはずのないことの喩えとして使われています。
ちなみに、瓢箪から駒と似たようなものとして、「冗談から駒」「灰吹きから蛇が出る」「灰吹きから竜が上る」「嘘から出たまこと」「虚は実を引く」などもあります。