不眠恐怖
【読み方:ふみんきょうふ、分類:睡眠】
不眠恐怖は、眠れないことに対する不安や恐怖が芽生え、寝床に入ると「眠らなければいけない」「今日もまた眠れないのではないか」と精神的に緊張することをいいます。これは、「神経質性不眠」や「精神生理性不眠」などと呼ばれる不眠で見られる状態であり、それ自体がさらなるストレスとなって、不眠を慢性化させてしまうことがあります(神経質な性格の傾向を持ち、完全主義傾向が強い人に多くみられる)。
なお、不眠とは、目覚めた時に睡眠に対する不足感が強く、本人が身体面・精神面・社会生活面において、何らかの支障(問題)があると認識している状態をいいます。