純米大吟醸酒
【読み方:じゅんまいだいぎんじょうしゅ、分類:日本酒】
純米大吟醸酒は、特定名称酒の一つで、精米歩合50%以下の米、米麹、水を原料として吟味して造った日本酒で、固有の香味及び色沢が特に良好なものをいいます。これは、純米ならではの米の旨味とコク、また吟醸造りが生み出す果実のような吟醸香が調和されているのが魅力で、さらに米がよく磨かれているので、より雑味のないスッキリとした味わいになります。
一般に純米大吟醸酒を飲むにあたっては、10度~15度の冷酒がお勧めで、また冷やすことによって、淡麗でスッキリとした味わいがより引き立つそうです(吟醸香を楽しみたい方は、冷やしすぎには注意)。
・使用原料:米、米麹、水
・精米歩合:50%以下
・麹米使用割合:15%以上
・香味等の要件:吟醸造り、固有の香味や色沢が特に良好
※精米歩合:白米のその玄米に対する重量の割合
なお、特定名称酒とは、「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」のことをいい、原料や製造方法などの違いによって、さらに「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」「大吟醸酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「特別純米酒」「特別本醸造酒」の8種類に分類されます。