丁
【読み方:てい/ひのと、分類:四柱推命】
丁は、十干の4番目(第四)をいいます。これは、釘を形取った文字で、そこから「安定する」という意味となっており、植物が成長し一定の大きさに達してきた状態として、十干の4番目に割り当てられたそうです。また、十干とは、「天干」とも呼ばれ、古代中国で発生した数詞で、時間と空間を表わすのに使用されたもので、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の総称をいいます。
一般に丁は、陰陽五行説では、五行の火行のうち、陰の火を表わしており、日本では「ひのと(火の弟)」ともいいます。また、自然界においては、煌めく焚き火やロウソクの灯火などに例えられ、暗い所で傍にいる人を暖めるという性質があります。ちなみに、四柱推命では、人間においては、派手さはないものの、陽気で穏和で冷静な判断が出来る感じを意味するそうです。
<象意>
友好、進歩、敏捷、従順、暴走、心臓、血圧、吹出物