辛
【読み方:しん/かのと、分類:四柱推命】
辛は、十干の8番目(第八)をいいます。これは、同音の「新」につながる文字で、植物が枯れて新しい世代が生まれようとする状態の意味として、十干の8番目に割り当てられたそうです。また、十干とは、「天干」とも呼ばれ、古代中国で発生した数詞で、時間と空間を表わすのに使用されたもので、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の総称をいいます。
一般に辛は、陰陽五行説では、五行の金行のうち、陰の金を表わしており、日本では「かのと(金の弟」ともいいます。また、自然界においては、砂金や珠玉、貴金属などに例えられ、洗練されて華やかな性質があります。ちなみに、四柱推命では、人間においては、辛抱強くて現実を見ている感じを意味するそうです。
<象意>
実際、中庸、憂鬱、過酷、冷淡、柔剛、肺、歯、胸