癸
【読み方:き/みずのと、分類:四柱推命】
癸は、十干の10番目(第十)をいいます。これは、「揆(はかる)」につながる文字で、植物の内部にできた種子が大きさを測れるまで大きくなった状態の意味として、十干の10番目に割り当てられたそうです。また、十干とは、「天干」とも呼ばれ、古代中国で発生した数詞で、時間と空間を表わすのに使用されたもので、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の総称をいいます。
一般に癸は、陰陽五行説では、五行の水行のうち、陰の水を表わしており、日本では「みずのと(水の弟)」ともいいます。また、自然界においては、優しく降り注ぐ雨・露・霧に例えられ、大地を潤す雨のように柔軟で優しい性質があります。ちなみに、四柱推命では、人間においては、正直で勤勉、一生懸命、地道さなどの感じを意味するそうです。
<象意>
啓発、活動、強制、死亡、不幸、排他、腎臓、耳、足、ホルモン