ノンレム睡眠

【読み方：のんれむすいみん、分類：睡眠】

ノンレム睡眠は、睡眠段階の一つで、レム睡眠の時期以外の睡眠をいいます。これは、睡眠脳波から判別されるもので、睡眠の深さ（脳波の活動性）によってステージ1～4の四段階（睡眠段階1、睡眠段階2、睡眠段階3、睡眠段階4）に分けられ、ステージ4（睡眠段階4）が最も眠りの深いレベルとなります。

一般に人の睡眠段階は、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠（1～4）」の二つに分けられ、この中でノンレム睡眠は脳の眠りとも言われ、通常、健康な成人の場合、入眠後、約1時間以内にステージ1からステージ4にまで達し、その後徐々に浅くなってレム睡眠になるという「90分程度の周期」を一晩に数回繰り返し、一晩の睡眠全体では約8割を占めるとのことです。なお、入眠前の覚醒時間の長さ、覚醒中の身体運動量、精神負荷量が増すと、ノンレム睡眠も長くなる（深くなる）と言われています。