睦月
【読み方:むつき、分類:和風月名】
睦月は、旧暦(陰暦)の正月(一月)の異称を言い、今日では新暦の1月の別名としても用いられています。これは、新暦(太陽暦のグレゴリオ暦)では1月下旬から3月上旬頃にあたり、季節は春となります。
一般に睦月の由来は、親族一同が集って宴をする「睦び月(むつびつき)」の意であるとする説が有力とされ、その他にも、稲の実を初めて水に浸す月で「実月(むつき)」が転じたとする説や、元になる月で「もとつき」が「むつき」に転じたとする説などがあります。
なお、陰暦の月名(和風月名)については、1月が睦月、2月が如月、3月が弥生、4月が卯月、5月が皐月、6月が水無月、7月が文月、8月が葉月、9月が長月、10月が神無月、11月が霜月、12月が師走となっています。