卯月
【読み方:うづき、分類:和風月名】
卯月は、旧暦(陰暦)の四月(4月)の異称を言い、今日では新暦の4月の別名としても用いられています。これは、新暦(太陽暦のグレゴリオ暦)では4月下旬から6月上旬頃にあたり、季節は夏となります。
一般に卯月の由来は、卯の花(ウツギ)が咲く季節なので「卯の花月(うのはなづき)」の略とする説が有力とされ、その他にも、十二支の四番目が卯であることから「卯月」とする説、稲の苗を植える月であることから「種月(うづき)」「植月(うえつき)」「田植苗月(たうなへづき)」「苗植月(なへうえづき)」であるとする説などがあります。
なお、陰暦の月名(和風月名)については、1月が睦月、2月が如月、3月が弥生、4月が卯月、5月が皐月、6月が水無月、7月が文月、8月が葉月、9月が長月、10月が神無月、11月が霜月、12月が師走となっています。