弥生

【読み方:やよい、分類:和風月名

弥生は、旧暦(陰暦)の三月(3月)の異称を言い、今日では新暦の3月の別名としても用いられています。これは、新暦(太陽暦グレゴリオ暦)では3月下旬から5月上旬頃にあたり、季節は春となります。

一般に弥生(やよい)の由来は、「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」で、春を迎えて草木がどんどん育つ時期で、いやが上にも生え繁ることを「いやおい」と言い、それが変化して「やよい」になったと言われています。

なお、陰暦の月名(和風月名)については、1月が睦月、2月が如月、3月が弥生、4月が卯月、5月が皐月、6月が水無月、7月が文月、8月が葉月、9月が長月、10月が神無月、11月が霜月、12月が師走となっています。