葉月

【読み方：はづき（はつき）、分類：和風月名】

葉月は、旧暦（陰暦）の八月（8月）の異称を言い、今日では新暦の8月の別名としても用いられています。これは、新暦（太陽暦のグレゴリオ暦）では8月下旬から10月上旬頃にあたり、季節は秋となります。

一般に葉月（はづき）の由来は、秋の到来と共に木の葉が落ちる月を意味する「葉落ち月」が転じたとする説が有力とされ、その他にも、稲の穂が張る「穂張り月（ほはりづき）」という説、雁が初めて来る「初来月（はつきづき）」という説、南方からの台風が多く来る「南風月（はえづき）」という説などがあります。

なお、陰暦の月名（和風月名）については、1月が睦月、2月が如月、3月が弥生、4月が卯月、5月が皐月、6月が水無月、7月が文月、8月が葉月、9月が長月、10月が神無月、11月が霜月、12月が師走となっています。