庚辰
【読み方:かのえたつ/こうしん、分類:六十干支】
庚辰は、六十干支(干支)の組み合わせの第17番目をいいます。これは、前(16)は「己卯(つちのとう)」、次(18)は「辛巳(かのとみ)」となっており、陰陽五行では、十干の庚は「陽の金」、十二支の辰は「陽の土」で、順送りに相手を生み出して行く陽の関係である「相生」の土生金(鉱物や金属の多くは土の中にあり、土を掘ることにより、それらを得ることができる)となっています。また、西暦年を60で割って20余る年が庚辰の年となり、18世紀以降の該当年は、1760年、1820年、1880年、1940年、2000年、2060年、2120年となっています。
なお、六十干支とは、十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を組み合わせて作った60を周期とする数詞をいい、年・月・日・時刻、方位、角度、事柄の順序などを表すのに用いられています。
<六十干支の種類>
01.甲子、02.乙丑、03.丙寅、04.丁卯、05.戊辰
06.己巳、07.庚午、08.辛未、09.壬申、10.癸酉
11.甲戌、12.乙亥、13.丙子、14.丁丑、15.戊寅
16.己卯、17.庚辰、18.辛巳、19.壬午、20.癸未
21.甲申、22.乙酉、23.丙戌、24.丁亥、25.戊子
26.己丑、27.庚寅、28.辛卯、29.壬辰、30.癸巳
31.甲午、32.乙未、33.丙申、34.丁酉、35.戊戌
36.己亥、37.庚子、38.辛丑、39.壬寅、40.癸卯
41.甲辰、42.乙巳、43.丙午、44.丁未、45.戊申
46.己酉、47.庚戌、48.辛亥、49.壬子、50.癸丑
51.甲寅、52.乙卯、53.丙辰、54.丁巳、55.戊午
56.己未、57.庚申、58.辛酉、59.壬戌、60.癸亥