大安

【読み方：たいあん、分類：六曜】

大安は、六曜（六輝）の一つで、「大いに安し」を意味します（他の読み方：だいあん）。この日は、何をやってもうまくいきやすく、物事を始めるのにもってこいで、最高の運勢の日とされています。また、六曜とは、日本において暦の中でも有名な暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の六種をいい、現在、カレンダーや手帳などに広く記載されていることが多く、日常生活の中で慣習的に気にすることも多いです。

一般に大安は、万事に用いて吉であり、六曜の中で最も吉の日とされており、日本においては、結婚式や結納などの祝儀は大安の日に行われることが多いです。かつて（元々）は、「泰安」と書かれていたこともあるそうです。

＜六曜の種類と意味＞

・先勝：先んずれば即ち勝つ（急ぐことは吉）
・友引：凶事に友を引く
・先負：先んずれば即ち負ける（何事も控えめに平静を保つ日）
・仏滅：万事が凶（仏も滅するような最悪な日）
・大安：大いに安し（万事が大吉）
・赤口：凶日（万事に用いない悪日）