シークワーサーサワー
【読み方:しーくわーさーさわー、分類:カクテル】
シークワーサーサワー(シークヮーサーサワー)は、「シークワーサーハイ」とも呼ばれ、焼酎やウォッカなどの蒸留酒にシークワーサー果汁を加えて、炭酸水で割ったものをいいます。これは、さっぱりとすっきりとした飲み口で、昨今では、缶やボトルなどの製品(アルコール飲料)でも販売されています。
また、サワーとは、ロングドリンクの一つで、蒸留酒に酸味(柑橘類等の酸味のあるジュース類)と甘味(砂糖・シロップ等)を加えて作るもの(カクテル)をいいます。
元々、シークワーサーは、琉球諸島や台湾などに自生する野生のミカン科の柑橘で、その名称は、沖縄方言で「シー」は「酸(酢)」、「クワーサー」は「食わせるもの(加える)」を表し、これより「酸を食わせるもの(酢を加える)」を表します。
一般にシ-クワーサーには、美容や疲労回復に効果のあるビタミンCを多く含んでいるほか、ビタミンAやカロチン、カリウム、カルシウム、クエン酸、各種ミネラル、ノビレチンなどが含まれており、果汁飲料(ジュース)だけでなく、健康食品としても加工・流通しています。
ちなみに、日本では、沖縄県が特産品として広く栽培しており、また地元では、レモンの代わりに果汁を飲み物や料理、醤油などに加えたりして使用しています。