四柱
【読み方:しちゅう、分類:四柱推命】
四柱は、四柱推命において、年柱・月柱・日柱・時柱の総称をいいます。これは、生まれた年・月・日・時を万年歴(開運・相性・日の吉凶などを記した何年にも渡って使える暦)を参照して、十干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)、十二支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)に置き換えたもので、具体的には、人生を四分割した、それぞれの時代を表しています。
なお、四柱推命とは、中国由来の代表的な占術の一つで、生まれた年・月・日・時の四本の柱を基に、その人の運命を占うもの(人の命運を推察する方法)をいいます。
●年柱(ねんちゅう)
生まれた年の干支のことを言い、その人の祖先や父母との関わりや生まれた時期の家運を表意すると共に、物事が始まる時の状況を表意する。特に、社交面や外面の運気を表わす。また、人生においては、初年期(0~19歳)の運気を見る。
●月柱(げっちゅう)
生まれた月の干支のことを言い、その人の家族運や友人等との関わりを表意すると共に、物事の途中経過も表意する。特に、仕事や家庭における運気を表す。また、人生においては、初年期(20~39歳)の運気を見る。
●日柱(にっちゅう)
生まれた日の干支のことを言い、自分自身を意味し、四柱推命の起点となる。主に、自己・恋愛・セックス・結婚などの運気を表わす。また、人生においては、晩年期(40歳~)の運気を見る。
●時柱(じちゅう)
生まれた時間の干支のことを言い、子どもとの関わりや子どもの運勢、晩年運、物事の結末などを表意する。主に自己の成功・不成功、子どもとの縁、友人や恋人などとの運気を表す。また、人生においては、生涯の運気を見る。