碾茶(てん茶)

【読み方:てんちゃ、分類:日本茶

碾茶(てん茶)は、被覆栽培で育てられ、主に抹茶の原料として用いられる緑茶(お茶)をいいます。これは、玉露と同じように、日光を遮って育てた生葉(一番茶)を原料としますが、茶葉を蒸した後、揉まずにそのまま乾燥し、茎や葉脈などを除いて作られます。

てん茶

一般に碾茶(てん茶)は、玉露の被覆期間である20日前後より長く被覆され、手間をかけて大事に育てられます。また、作ったお茶を出荷直前に石臼で挽いたものは「抹茶」として出荷されます。